生徒全員の定期テストの成績表が揃いました。
成績が前の定期テストより上がった生徒がほとんどですが、
1名下がった生徒がいました。
前にも投稿した前回(2学期中間)に数学で100点満点をとった生徒です。
この生徒は入塾後順調に点数および順位を上げていました。
前回(2学期中間)の目標が「学年10位以内」で目標達成
今回(2学期期末)の目標は「学年5位以内」でした。
結果は「10位以下」で目標を達成できませんでした。
当塾の目標は以下です。
『塾での勉強よりも「自発的かつ継続的な学びの定着」!!』
『自立した人間』
この生徒は元々学習習慣はそれなりにあり、本人も「自分でやる」意思が強かったので、学習における「PDCAサイクル(※注)」の計画(Plan)の段階から相談しながら行っています。
特に、今回の期末テストでは試験範囲が発表された2週間前からの学習計画は本人のみで計画し、PDCAサイクルをまわしていきました。
私も少しアドバイスはするものの最終決定は本人任せです。
この生徒とのやりとりの中で、全体的にちょっと詰めが甘いなぁ。大丈夫かなぁ。
と感じていながらも、あえて口は出しませんでした。
12月3日の投稿【うちの生徒、やってしまいました (T_T)】
でも解答方法を間違えて、実質的には正解を14点ロス(減点)したことを
お伝えしましたが、他の教科でも微妙なところで、惜しいが間違っているところが多かったです。
私としては「想定内」の結果でした。
お母さまと結果につき話をした際
「今回はうっかり間違ったので順位は落ちましたけど、実力としては問題ないですよね」
とおっしゃったので、わたしは、
「いいえ、問題あります。」
「高校入試に限らず、今後の人生での大事な場面で「うっかりミス」をした場合。
「うっかりミスでした」で済まない場合が多いです。」
「もちろん、誰しもミスはありますが、今回の○○くんの場合には、今までよりも注意力&準備が不足していた、と感じています。」
と答え、本人にもそのことを伝えました。
私はこの生徒に対して「冷たい先生」でしょうか?
※注:PDCAサイクル
P:Plan(計画)
D:Do(実行)
C:Check(評価)
A:Act(改善)